【水田竜馬のBlog】留学生はじめました。

弁護士の水田です。

現在、日本での仕事を休止し、中国・天津市で留学中です。

ご依頼の皆様にはご迷惑をお掛けしておりますが、

帰国後には、「ワンストップ・サービスの実現」という当事務所の看板をグローバルな視点でも推し進めて参ります。

また、留学中も当ブログを通じて、日本人弁護士から見た日中両国の法制度の比較の視点をお送りする予定ですので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

南開大学において1年間の語学留学を行うとともに、天津市内に事務所を置く「嘉徳恒時法律事務所」という中国弁護士事務所で研修を行っています。

日本企業を多く顧客に持ち、工商局、商務委員会など天津市とのパイプも太い法律事務所です。

まだこちらに来て2週間も経っていませんが、日中の企業交流会の立会いや現地のお客様との相談などで忙しい日々を送っています。

日本での弁護士経験は4年ほどですが、日本法の経験ある弁護士がただ語学を学びに行くだけではもったいない。

もともと、私は日本でも若手公認会計士、不動産鑑定士などの交流会(士勇会)幹事として活動しており、

専門家のネットワークというものは非常に大事なものであると考えています。

日中間でも強固な専門家のネットワークを作り上げるとともに、中国法実務に深く携わりたいと思います。

 20130305s

さておき、初回ということもあり現在の生活のことについて。

 

天津市は中国の河北地域は北京と並ぶ人口1000万人超の大都市です。

日本人駐在員も多く、非常に住みやすい街です。

もっとも、まだまだ気温は低く、大学の周辺を流れる川は凍りついています。

 

ニュースなどを通じて大気汚染を心配していたのですが、もう適応してしまい、大量のマスクはトランクの中にしまってしまいました。

「白酒」という度数の強いお酒(昨日飲んだものは53度でした)、迫りくる「干杯」の嵐、エネルギー溢れる中国人経営者の方々、春節の中鳴り響く爆竹。

中国は大変な国と聞いていましたが、もともとの性格に合っているのでしょうか、何もかも適応しすぎてストレスがなく、異国にいる気がしません。。。

帰ってきたら中国人になっているかも。

 

私の名前は「竜馬」ですが、この「竜馬」という字は中国人なら誰でも知っているそうです。

それはあの歴史上の偉人である坂本竜馬が中国でも活躍したから、

ではなく、「竜馬精神」という古い四文字熟語が中国に存在するからです。

この文字は龍のように天にのぼり馬のように走り続けるという不撓不屈の精神を表しています。

 

まさに、竜馬精神でこの中国留学を後悔なく過ごしたいと思っています。

 

水田竜馬