【水田竜馬のBlog】帰国のご挨拶
弁護士の水田です。
中国から帰国して2月から業務復帰しています。
ありがたいことに、帰国直後から色々とお仕事を頂き、
毎日忙しく働かせて頂いております。
中国で学んだことは何かと尋ねられれば、中国法務や語学は勿論ですが、
ビジネスマンとしての行動力が一番かもしれません。
中国では日本に比べても残業代が高いため(平日労働1.5倍、土日等休日は2倍、祭日祝日はなんと3倍です。)、
会社も遅くまで残らせる方針はとらず、経営者の方も遅くまで残って会社を指揮するということも少ないです。
それではきちっと終業時間に終わらせて何をするかと言えば「会食」です。
中国は接待文化がもっとも発展している国かもしれません。本当にどこの社長さんもよく飲まれます。
彼らは本当に場を楽しんで、しかもそのつながりを利用して次のビジネスをしたたかに進めて行きます。
「先交朋友、再做生意」(まずは友人になろう、それからビジネスをしよう)という言葉は、
まさに中国ビジネスを表す言葉だと思います。
人と人とが交流することで仕事が生まれる、ということは世間では至極当然のことと思いますが、
弁護士のやり方はJCなどの団体に所属するくらいでしょうか。
一般的な弁護士にセールスをする方は多くありません。
(過払い専門のところなどは別として。。。。)
専門家という立場もありますし、信頼が大事な商売ですので、
自らを売り出すというのも方法が非常に難しい。
弁護士を必要とするのが突発的なトラブルに遭われたとき、ということも
セールスに向かない理由の一つでしょう。
このように弁護士がセールスできない、ということは
逆に言えば、顧客との距離が遠い、敷居が高い、ということの裏返しです。
しかし、トラブルが生じたとき、
その時点で弁護士と密に連絡を取れることができれば、
そのメリットは相当大きなものです。
相手方に対しては情報面で優位に立てますし、
ご自身が精神面で安定するという効果もあります(弁護士に任せる、というのは非常に楽ですよ)。
できるだけ、弁護士を(というか私を。)身近に感じて頂くために、
色々方法を模索しながら頑張ってまいります。
そのためにも、忙しさにかまけて放置していたブログも頑張ります。。
追記:
4月15日は「いい遺言の日」で、大阪弁護士会で無料相談会を行っています。
私も会場の相談担当員として、遺言のご相談に乗らせて頂きます。
予約不要とのこと。直接大阪弁護士会館までご来場下さい(午後2時45分~)。
http://www.osakaben.or.jp/event/2014/2014_0415.php
こちらもよろしくお願い致します。