【水田竜馬のBlog】試されているかのような。。。
4月20日に四川において発生した大地震。
21日午後時点で、200名以上の死者行方不明者、1万人以上の被害者が確認されているようです。報道によれば、一部フライトにも影響があったようですが、現在までに正常に運行しているようです。ただ、陸路は相当影響が出ている模様。
震源地から天津はかなり離れていますので特に危険はありません。
もっとも、私自身も阪神大震災を実際に体験し、東日本大震災でも大阪弁護士会会員として被災地入りし現地の惨状を見てきました。前回の大地震から再びこのような試練を受けることになった四川の方々のお心を慮ると、やりきれない気持ちになります。
一日も早い復興とお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り致します。
最近、PM2.5に鳥インフルエンザと中国は試されているかのようですね(空気汚染はここ最近に限った話ではありませんが…)。
鳥インフルエンザについては、死亡者も出ているので、やはり日本においても特に関心が高いところではないでしょうか。
日本もいつまでも対岸の火事ではいられません。
ただ、中国というお国柄、どこまで政府発表を信じていいものか。。。
周りの中国人に聞いてみたところ、鳥インフルエンザ(禽流感qinliugan)について政府の発表は信じられるのではという見方が強いようです。やはりパンデミックの可能性のある以上、隠蔽リスクは計り知れませんしね。
ということで、禽流感関係のニュースを読み漁る私ですが、19日付のニュースで、遂に政府も人から人への感染の可能性があることを発表したようです。まだ感染例が確認された訳ではなく、可能性にとどまるとしながらも、遂にきたかという感じですね。
感染者のデータなども公表されていますが、感染者の中には家禽類への接触がない者もいたとのこと。
とはいえ、感染者データを見て見たところ現段階では感染者の多数は老人か子ども。比較的若い方は畜産関係で接触危険性が高い人。当然、変異などのリスクは考えないといけませんが、とりあえず基本の対策をしながら健康体で弾き返す意気込みです。
対策について。
写真は鳥の足の辛ーいピクルスです。「泡椒paojiao」という四川特有の調味料に鳥の足(风爪fengzhuaとか风足fengzuとか言います)を漬け込んだもので、泡椒风爪といいます。こちらではスーパーでパック詰めにされて売られているような定番おつまみです。
どうも中国のインターネット上では、この泡椒风抓が原因だ!これを食べるとインフルになる!と騒がれているようで。。。
誰が分析したんでしょう。いつでもこういう輩は出てきますね。
政府も根拠のないデマはやめなさいということで注意を呼びかけています。
やはり古来から伝わる、手洗いうがいに勝るものはありません。
皆様もご励行のほど。
鳥インフルエンザについてはまた随時こちらの声もお届けします。
水田竜馬